吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト伝説」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「工事現場の一服の時間で警備員の待遇がわかる」です。おちんちんかゆいよ。
工事現場の一服の時間ほど規則正しいものはない
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
秋になると工事が多くて嫌になるけど、ガードマンさんの頑張りには頭が下がるよ。
俺は10年位前、何年か警備員をやっていたけど、工事現場ほど規則正しいところはない。
工事現場には、10時、15時になると必ず「一服」の時間がもうけられていて、どんな現場でも作業員は手を止めて一服する。時間でいえば15分程度か。
その時にタバコとワンセットなのが、缶コーヒーである。
現場のパシリ的なヤツが近くのコンビニや自動販売機に買いに走らされる。
この時のお金はどこから出ているのかは定かではないが、現場監督さんが出してくれたり、元請けの会社が出していることが多いだろう。
市民の立場からすると、あれほど、タバコや缶コーヒーがうまそうに見えることもない。
しかし、実は、この一服の時間ほど、警備員にとってつらいものはない。
コーヒーを買ってくれる現場監督は愛に溢れている
一服の時間にガードマンが仲間入りすることは難しい。
なんせ、作業員さんが一服している時も、道路での工事なら、ガードマンは離れるわけにはいかないので、タバコと缶コーヒーをたしなんでいるみなさんをしり目に交通誘導をし続けなければならない。
これは警備員あるあるなのだが、それ以上にコーヒーを買ってくれなかった時のショックったらありゃしない。
一服できないとしても、「ガードマンさんもどうぞ。帰りのクルマの中でも飲んでください」なんて言われると死ぬほどうれしいものである。
なんだか、愛されているなと。
しかし、意地の悪い現場監督さんなら、ガードマンを目の敵にして、ぜったいにコーヒーを買ってくれない。
監督さんのガードマンに対するスタンスが、一服のコーヒーですべてわかる。
もらえない時は、間違いなく、現場でいじめられるのだ。
これが長期の現場なら地獄である。
なので、監督さん、ガードマンさんに缶コーヒーくらい買ってあげてくださいよ。
死ぬほどうれしいもんなんですよ。
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