吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」とは言わせんぜ!
老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローです。
気がつけば大晦日、俺は入れ歯が合わずにイライラがつのる日々。みんなは元気してるかーい?
さて、今日のテーマは「老人アルバイターラブホ前」である。
矢沢永吉の「YOKOHAMA二十歳まえ」じゃないよ。吉田ゴンザブローの「ROUJINラブホまえ」だ。
10年くらい前だが、俺はバイトで警備員をやっていたことがある。
ちょっと前、『交通誘導員ヨレヨレ日記』(著:柏耕一)という本が小ブレイクしたが、経験者が読むと辛くて涙が出るよ。
何度も言うよ。警備員はつらい・・・。
・安い賃金 ・寒い暑い ・現場でいじめられる ・拘束時間が長すぎる
いいことがない。
だから、若い人で警備員のなりてが少ない。現場は60歳を超えたジジイばかりだ。老人アルバイターのセーフティーネット。これが警備員の実態だ。
ある夜、国道を1本超えた道路で、排雪の交通誘導をやったことがある。雪の降る地域の方なら何となく、イメージがわくだろう。
あれは深夜の警備だった。
深夜帯の通行止めは車両が少ないと聞いていたが、やたらとクルマが近づいてくる。
「どちら行かれますか?」クルマを止めて俺が聞く。
「あ、あそこだよ・・・」ドライバーの男がおどおどと指を指す。
なんとその現場はラブホテルの密集地帯だった。
その後、何組かのカップルをホテルに誘導したが、何か気分悪くなりましたよ。
雪の降る深夜は凍えるほど寒い。そんな夜にあいつら楽しみやがって・・・。
そういや、その時おかしな感じのカップルがホテルに入っていった。クルマはジムニーだったな。
「おふくろさん」の作詞でおなじみの、川内康範先生そっくりの髭もじゃのジジイと20歳くらいの女の子。
あれはどいう関係なのか。援助交際か。何なのだ。
いまだに考え中だ。
いやいや、警備員の皆さま。いつもご苦労さんです!
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