吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。
老人アルバイター評論家。吉田ゴンザブローである。
今年もあと1日となったね。みんな元気かい。
さて、今回は「平成回顧録」とでもいこうか。
ずいぶん昔の話になるが、地方のデリヘルはすさまじかった。
俺は出張が多い仕事で、出張先ではしょっちゅうデリヘルを呼んでいた。
ある時、自称34歳、実態45歳くらいの嬢が派遣されてきた。
可もなく不可もない容姿。強烈な加齢臭。
気取った態度を終始崩さない嬢は、帰りしなにこう言った。
「ベッドは舞台。私は女優。これが私のモットーなの」
『ん?』
「私はここで演じているの。いかした女として、そして素敵な恋人として。ねえ、満足してくれた?」
何が女優だ。たかだかデリヘルだろう。しかも、歳10歳以上サバ読むし、体臭きついし・・・。ていうか、自分で言うなや、仕事のモットー。
地方ならではの、デリヘルはずし話だ。
熟女デリヘルでなくても、じゅうぶん熟女の嬢がやってくるのが、地方デリヘルあるあるだ。今は知らんが。
いつかも、某市に出張に行った際、自称20歳という嬢が派遣されてきた。
どう見ても未成年っぽかったので、ストレートに聞いた。「お前未成年だろう?」
「は、はい、実は17っす」
何でもしますから、よろしくおねがいしまっす。と殊勝な態度が好感を持てた。
何でもするっていのは、本当だった。性病までうつしてくれた。
次の日、パンツを飛び越えて、スーツのパンツまで膿がにじんでいた。
痒くて仕事にならなかったよ。
今は老人アルバイターに甘んじている俺だけど、つい20年前は、こんな感じでイカしたサラリーマンだったんだぜ!
平成も遠くなりにけり・・・、だな。
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