孫と「嵐」のコンサートへ。不覚にも泣いた夜。

孫と老人アルバイター

吉田ゴンザブロー

老人アルバイター評論家。昭和24年生まれの団塊の世代。老人アルバイターの特徴を解説し、それを通じて世相を鑑みる「愛の語り部」。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが、真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)

 

老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローだ。

「孫と老人アルバイター」というテーマで書かせてもらう。

 

俺は、国民的アイドル・嵐のコンサートに行ったことがある。

もちろん趣味じゃない。小学生の孫娘と友達2人を連れて行ってのこと。

ラス前くらいで、不覚にも泣いてしまった。

嵐のステージに感動?まさかだろ。

グッズだよ。グッズ。いくら買わされたと思う?軽く3万円越えだよ。うちわが1500円とか舐めてるよ。

ドームの会場には未成年のファンがたくさんいた。たぶん、チケットやグッズはおじいちゃんやおばあちゃんからもらったお小遣いやお年玉で払っているはずだ。

その資金源の大部分は老齢年金とバイトの給料だ。

あのドームの一体感は、実はジジイやババアの年金やバイトの給料あってのものだ。

俺たちは、いっしょうけんめい働き、この歳になった。なのに、いまや老人アルバイターだ。

若い奴らにこき使われ、少ない年金をアイドルグッズの資金にされている。

嵐舐めんな!お前らも、禿げる。ぜったいにEDになるぞ。

そう考えているうちに、涙が止まらなくなった。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

 

吉田ゴンザブローについて
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昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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