吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」とは言わせんぜ!
老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローです。
さあ、今月も半分以上過ぎましたよ。死へまっしぐらな感じよねー。
さて、老人アルバイターの話題の定番といえば、健康の話につきる。
やれ、血圧が高いだの、血糖値がどうしただの。話題はいつも健康か病気に関することだ。
しかし、老人ルバイター仲間で病気に縁のないヤツがいる。
俺のバイト先のひとつ、弁当工場の同僚、藤田一志だ。
俺と同い年72歳。
ヤツは10年に1人の逸材だ。
なぜなら、藤田は、70歳を過ぎているくせに、生涯で一度も胃をこわしたことがない、元祖トーチカ胃袋男だ。
いつかみんなで、「胃が痛い」だの「胃カメラを飲んだ」「胃潰瘍になった」など、胃痛関係の話で盛り上がっていたら、全然話に入ってこない。
『ごめん、俺胃を壊したことないから、あんたらの気持ちがわからないんだ』
だって。。。
それどころか、藤田は風邪薬すらのんだことがない。
小・中・高と体調不良で欠勤したこともない。
会社員時代も忌引き以外休んだことがないらしい。
だから、インフルエンザも自分で治してしまう。というか、具合悪いだなんだと言いながら、ウイルスをそこいらにばら撒き、気が付けば回復しているんだ。
保険屋泣かせの健康ジジイである。
うらやましーよ。
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