吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。「老害」とは言わせんぜ!
俺は、わけあって弁当工場とスポーツクラブの会員専用駐車場でバイトしている。
うちのスポーツクラブでは、就学前から高校生までの水泳教室もやっているので、中には顔なじみになる子どももいる。
AVの無料動画を耽溺する子ども達
先日、バイト先のスポーツクラブの玄関先で、スクールに通う中学生3人が、スマホを食い入るように見ていた。
知った子がいたので、「おい、何見てるんだ?」と覗いてみたら、なんとAVの無料動画だった。3人とも股間が膨張していた。
「おいおい、中学生がそんなもん見てたらだめだろ!早く帰りなさいよ」と大人として注意したものの、正直うらやましかった。
我々の中高生の頃は、AVどころか、エロ本もろくに手に入らなかった。辞書で「パンティ」と引いて興奮していたものだ。
チキショウ、ガキノクセシヤガッテ・・・
まん〇にタバコを吸わせる女のエロ本
今のAV嬢は可愛い子ばっかりだ。スペックが高すぎる。
昔のエロ本に出てくる女は、ブスばかりだった。
マンチパーマをかけたような短髪の30歳くらいの女が、股を広げているようなものばかりだったが、それすらありがたがっていた。
そう考えると、今の子がうらやましい。中学生の頃から、いや、ヘタすりゃ小学生の頃から、タダであんな上質のAVを見れるんだから。
俺は嫉妬にくれている。
しかし、本当に今の子ども達はあれ幸せなのだろうか、感じずにはいられない俺がいる。
昔、エロ本で、大股を広げまんちょにタバコを吸わしている女がいた。
ショッキングかつ意味不明な光景である。
けっして品のいいものではなかったが、あそこには情緒があた。そして愛が感じられた。
今の子ども達には、ああいった情緒を感じる機会がない。
そんな奴らが、近い将来、世の中の大部分を占めるようになるのだ。
情緒をわからない人間達の営み。何とも空恐ろしい光景である。
そこには、愛は感じられないと思うのは、俺だけだろうか。
太地真央さんならわかってくれるはずだ。
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