吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバト列伝 リアル・レジェンド校長になった男の話」です。
老人アルバイターのカリスマ レジェンド校長
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
ネットニュースでは、けっこうな頻度で教員の「わいせつ事件」の記事を見かけるね。その都度、心痛めている俺だけど、やっぱり「レジェンド校長」を超える事件はない。
レジェンド校長とは、2015年に児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された、中学校の校長先生だ。フィリピンの女性を売春していたというしょーもない事件だったが、なんとその人数が約12000人。使ったお金は3000万円を超える。まさに桁違いの事件だった。
年齢層が14歳から70歳ということもあり、その「守備範囲」にも世間は驚愕した。
事件が報道された時は、老人アルバイター仲間の間でも、けっこう話題になった。
「教育者がけしからん!」
「すけべにもほどがすぎる・・」
など、批判的な意見がほとんどだったが、内心「うらやましい」と思う気持ちもなくはなかった。
レジェンドと名のつく人は、どんな分野であれ規格外の大物であり、事の良し悪しは別として、圧当的な強さと魅力を持ち合わせている。
社会の末席でおどおど生きている老人アルバイターにとって、同年代の「レジェンド校長」の生き様は、憧れというよりむしろカリスマ的な存在であったのだ。
老人アルバイター わいせつ行為で通報された話
俺のバイト先のひとつ、スポーツクラブの会員専用駐車場。ここでは、子供の水泳スクールなどがあり、客の半数が小学生以下の子供である。
何年か前、同僚に小学校の元校長先生がいた。
仲利伸(65歳)。さすが、元教員だけあって、子供を手なずけるのが上手だった。
すぐ名前を憶えて、スキンシップを取ることがうまい。年に何回か水泳の実技試験があるのだけど、緊張している子供を見つけては、「だいじょうぶ。○○なら受かるよ」なんて励ましていた。
しかし、ある時事件が起きる。
珍しく、老眼鏡をはめていた仲を見た親しい女の子(小学校5年生くらい?)が、「おじさん、メガネかけたの~?」と言うやいなや、『エミコのことを、もっとよく見たいからメガネかけたんだよ!』って、そのエミコとかいう子供を抱きしめたんだ。
ま、昔ならよかったんだろうけど、なんせこのご時勢。
エミコの母親が、「あの、おじいさん気持ち悪い」と支配人に通報しちまったんだね、これが。
『その気がないのはわかりますが、疑われるようなことはやめていただけますか』という支配人の言葉に傷つき、仲はその日でやめてしまった。
たしかに、仲は、表面的にはイヤらしいことをする気はなかったんだろう。しかし、潜在的に、エロい気持ちがなかったかどうかは不明である。
よく考えてみれば、小学校5・6年生の子の体をべたべた触っていたことがよくあった。
あれは、ぜったい下ごごろあったと俺はふんでいる。
教育現場では、教育熱心だと思っていた先生が、実はロリコンだったということがよくあるらしい。
仲が辞めて数年になるが、老人アルバイターの間では、「レジェンド校長」って言われて、いまだに話題になっている。
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