老人アルバイターの隠れ家 日本のカフェ事情

吉田ゴンザブロー回顧録
吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバイターの隠れ家 日本のカフェ事情」です。

 

老人アルバイターの至福の時間 昼間のカフェは面白い

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

72歳になってまで、アルバイトを2つかけもつしがない老人アルバイターでもある。

 

バイトの休憩時間や次の現場まで余裕のある時は、街中やロードサイドのカフェで時間をつぶすことがある。

日中のカフェは、とても勉強になる。時代の写し鏡とはこのことである。

価格体が低めのカフェには貧乏そうな、高めのカフェにはそれ相応の客層が集まってくる。

ここでも「格差」がいっぱいだ。

いつか、市内でも医者や弁護士、会社経営者が多いと言われている地域のおしゃれなカフェで休憩していた時のこと。

30代から40代の品のよさそうな奥さん達が5人くらいで、なにやら英語でミーティングをしていたんだが、そのお会計に愕然してしまう。

別々の会計にしてくれとのことだったが、コーヒー1杯しか頼んでいないはずの会計が、1800円とかしてるんだよ。コーヒー1杯1800円ってありなのか?それを普通に支払う奥様達。

まさに上級国民だな。

これが、バーガーショップ「M」だったら、コーラー1つ頼んで、2人で時間を潰し、大騒ぎするガキどもがわんさといる。こんなところに老人がまぎれこんだら、とてもゆっくりとはしていられない。

 

カフェで主婦が女子会 内容は下ネタか悪口ばかり

可もなく不可もないコーヒーチエーン店「D」。

ここは、案外客層が雑多で面白い。

とあるプロ野球チームのスカウトがスタッフ同士でミーティングしていたのを見たことがある。その中には、そのチームで活躍していた元投手もいた。自チームの選手・コーチの来季の去就について大声で語っていたが何ともすきだらけなヤツらだ。

チエーン店「D」は庶民的な主婦層も多い。

庶民的な主婦が集団になれば怖いものはない。大抵は悪口か下ネタばかりだ。

主婦の女子会は、わかりやすい。最初は空気の探り合いだ。そのうちリーダー各の奥さんが先陣を切る。

「あの人、めんどくさいよねー」

2番手の奥さんが続く。

『えー、するどい!』

するどいって、わかってるのに自分からはぜったい行かない。誰かが先陣を切るまで黙っている。

これが女子会だ。

これを機に、堰を切ったように悪口大会は進む。

空気があたたまってきたところで、今度は下ネタだ。最近の主婦は、不倫というほどではないが、けっこうな数の人が「つまみ食い」をしている。ある研究者の話では、主婦の6割8分が浮気しているらしい。

俺は、主婦たちの下ネタをじーっと聞いて、耳に焼き付ける。

庶民的な主婦の下ネタはグロテスクったらありゃしない。

一杯1800円のコーヒーを飲んでる主婦はぜったい下ネタなんか言わない。

俺はその下ネタを聞いたら、けっこうな確率で勃起している。

そして、家に帰ってしこる。

以上。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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