吉田ゴンザブロー（老人アルバイター評論家）
昭和２４年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「老人アルバイター コロナ・メンタル 久々デリヘルを利用したはなし」です。
コロナの感染、メンタル どちらも大事な老人健康問題
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
コロナコロナで大変な世の中。
老い先短い老人アルバイター。一番気に病んでいるのが、風俗についてだ。
感染のリスクを恐れた老人達は、風俗通いに腰が引けている。しかし、寿命がぜまってきていることから、そうも言ってはいられない。
寝たきりになってからでは、風俗どころではないからだ。
また、女体に触れぬストレスからうつ病になってしまっては、別の意味で大変である。
コロナとメンタル。どちらも老人アルバイターにとって、優劣つけがたい問題だ。
久々のデリヘルで撃沈 それでもあきらめない老人アルバイター
そこで、老人アルバイターのひとりが立ち上がった。
久々に風俗を利用したのだ。
リスクを回避するために、デリヘルを利用したらしい。「三密ではないからだいじょうぶ」というのが、そいつの言い分だ。
ちょい安めのラブホテルに単身の乗り込み、風俗機関紙を見て電話で呼び出す。
昨年春頃かな、ラジオ番組で吉本興業の岡村隆史が、「コロナが明けたら美人さんがお嬢（風俗嬢）やります」との発言をして大炎上した。
発言の良し悪しは別として、これが本当なら、相当の美人さんがくると思い、期待に胸を膨らませた老人アルバイター。
１年ぶりかな・・・。
コンコンとノックがして、脈があがる。
そこに現われたお嬢は、美人さんとは程遠い、プロレスラーの井上京子がすっぴんにしたような、強烈なタイプだった。
最低やーん。
ショックが凄すぎて、気持ちが萎えたその老人アルバイターは、何もせず、帰ってきたとのことである。
「もう、コロナに感染して死にたい・・・」
その老人アルバイターはたいそう落ち込んでいた。
それでも、４月に老齢年金が出たら、また行きたいとほざいていた。
男って悲しい生き物だね。
断つておくが、これは俺のことではない。
神に誓っても俺のことではない。
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