吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人の「アルバイト列伝」を日々発信。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。今日のテーマは「団塊の世代・人生相談大会⑥「短小包茎で悩み続ける初老男性」」です。
短小包茎を悩み続ける初老男性
相談者:北岡守(63歳・会社員)
生まれつきおちんちんが小さいことを悩み続けています。
中1で、おちんちんがかぶれ包茎手術しました。その時、母親が「うちの息子は皮を切った」と近所中喧伝したおかげで、町内会で初の包茎手術を行った男として有名になりました。
それから現在に至るまで、卑屈な人生を歩んでおります。
自分で言うのもなんですが、若い頃はイケメンで、いわゆる「仕事のできる素敵なカレシ」で、モテまくっていたのですが、いざSEXとなると、あまりにも小さいおちんちんのため、女性を満足させることができず、すぐにフラれることがほとんどでした。
30年ほど前、「成田離婚」なる言葉が流布されましたが、たぶんあれは、男性のペニスのサイズに原因があると考えます。なぜなら私も同じようなシチュエーションで離婚されたからです。
よく、「問題は膨張率だ」と言う人がいます。しかし、それは何の慰めにもなりません。
私は、膨張率だけなら300%ありますが、膨張したとて小指の第2関節ほどしか大きくなりません。
卑屈な私を見かねて「男は肝っ玉」、あそこのサイズは関係ないと慰めてくれる先輩・上司に口を返すようで恐縮ですが、やはり男はおちんちんのサイズが全てではないでしょうか。
そうこう悩んでいるうちに還暦を過ぎてしまいました。今でも風俗はたまに行くのですが、嬢の半笑いで「そんなに小さくありませんよ」という言葉にいたく傷ついて帰ります。
ゴンザブローさん、こんな卑屈な初老男を励ましてくれませんか!
よろしくお願いいたします。
吉田ゴンザブローの回答
北岡さん。
誰にも打ち明けられない悩みをかかえ、よくここまで頑張られましたね。たいへん敬服いたします。
さて、バカにしてるのかと怒られそうですが、私は異様におちんちんがでかいです。
しかし、言うほど何かいいことがあったわけではありません。むしろデカすぎて女性に嫌がられることが多く、逆に虐げられる人生だったと思います。
しかし、そんな言葉も北岡さんにすれば、嫌味としか聞こえないでしょう。
先人の言葉で「ちんこは大きければいいというものではない。しかし、小さすぎるより大きいにこしたことがない」といものがあります。これまた真実と言えるでしょう。
さて、本題に入ります。北岡さんはすでに63歳。もはや、現役のSEXマンではありません。いまさらインサートにこだわることはちょいと邪道ではありませんか?
私など、もはや、そのへんはあきらめていて、最近は「傍観プレイ」に落ち着いてきています。
「傍観プレイ」とは、風俗で3Pコースを選び、女性2人をレズプレイで絡ませ、それを傍観するというものです。
一時期、EDになった時に始めたのですが、これが塩梅がよく、大そう心が満たされました。
今はEDが治ったため、女性同士の絡みを見ながら、しこるというプレイに着地しています。
つまり何を言いたいかというと、ないものにこだわる人生はやめて、できることから進めていくということです。
63歳は、もはや、いつ死んでもおかしくない人生です。貴重な時間をおちんちんの悩みで費やすことはあまりにも愚かでしかありません。
私の友達でも、63歳で前立腺がんになり、男性機能を失っても異様に元気な男がいます。
彼は、家じゅうのカーテンを閉め切り、そして全裸になり、誰かに見られていることを想定し、興奮するというプレイにいそしんでいます。
それも、素敵な人生じゃないかと、私は思っております。
さあ、明日から、ないものねだりはやめて、出来ることからはじめていきましょう!
寂しかったら、お酒でもつき合いますよ。
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