吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。団塊の世代を代表し、「老人アルバイト伝説」を毎日発信。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「ダイエットに失敗し続けて絶望する女性」です。恒例の人生相談大会。吉田ゴンザブローがあなたのお悩み解決します。
ダイエットに失敗し続けて絶望する女性
相談者:斉藤とも子(34歳・塾講師)
ダイエットがうまくいかず、絶望的になっています。
最初は勢いで2~3㎏痩せるのですが、仕事のストレスなどで、ついつい食べ過ぎてリバウンドしてしまいます。
わかっているのですが、アイス・ケーキなどが大好きでやめられません。
今まで、ダイエットをやった回数は10回以上。しかし目標の数値に到達したことはありません。
優柔不断な自分が大嫌いで、気が付けば一人布団の中で泣いてしまうこともあります。
吉田ゴンザブローさん、どうやったらダイエットがうまくいくでしょうか。
また、ダイエットをしたほうがいいでしょうか。
吉田ゴンザブローの回答 「人生で一度は命をかけて何かを成し遂げろ!」
まず、何故ダイエットをするのか。これについて考えてみましょう。
ダイエットをする大義は、けっして一つとは限りません。
若い頃は異性にモテたいがために、年を取れば成人病の予防に、そして老人になったら生命維持の一環に。年代別にダイエットの大義はちがうでしょう。
しかし、ひとつ言えるのは、ダイエットは自分の過去と向き合わねばならないということです。
よく考えてみればダイエットほど簡単なものはありません。
ボクサーのタイトルマッチじゃあるまいし、食事・間食を減らし適度な運動をすれば、ある程度の効果は得られます。
それでも、失敗する。それはあなたの意志が弱いからに違いありません。
その弱い自分と向き合う作業。それは過去との闘いでもあるのです。
「優柔不断な自分が大嫌い」で一人泣いてしまうのは、優柔不断などとそんなあやふやな言葉で言い表せないほどの「何か」におびえているからではないでしょうか。
その「何か」とは、あなたの弱さです。
強さを求めていながら、弱い自分を克服できない。
これを乗り越えるためには、非常に酷なはなしですがダイエットに成功するしかないでしょう。
ヤングキングというヤンキーコミック雑誌で連載されている「ドンケツ(著:たーし)」という漫画があります。
その主役で、沢田政寿という50歳くらいのヤクザがいます。彼は「ロケットランチャーのマサ」といわれて全国各地のヤクザから恐れられている男ですが、置き引きなどのしょぼい犯罪をしのぎにしている、しょぼいジジイ達に向かって『男なら人生で一度は命を懸けて何かを成し遂げてみろ!」と鼓舞します。
私が今、あなたを鼓舞するなら、その言葉を引用させてもらうでしょう。
「命を懸けてでダイエットしろ!」と。
私は、生涯で何度も10㎏以上のダイエットに成功したことがありますが、ダイエットに成功したものしか見られない景色がそこにあるものです。
さあ、明日からまたダイエットに挑戦してみましょう。
もし、あなたが目標の数値に到達することが出来た時、人生におけるワンクラス上のステージに上り詰めることができることを保障いたします。
たぶんですが、美貌においても段違いに素敵になっているに違いありません。
頑張れ!
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