吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。ブログで世相を斬りまくる「愛の語り部」。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。彼こそが真の老人アルバイターであり、自他ともに認める人格者でもある。「老害」「死んでほしい」とさげすまされても、けっして引かない姿勢が信条。(写真はイメージ)
こんにちは、老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
老人アルバイターウオッチングをライフワークとしている。
団塊の世代。あの「江夏の21球」で、大事な場面で三振をこいて、悪い流れを作って負けた、近鉄バファローズの佐々木恭介と同じく、昭和24年生まれだ。
かれこれ、10年くらいアルバイト生活をしているが、老人アルバイターの「おもしろエピソード」は数限りない。
これは、面白いかどうかはわからないが、老人アルバイターに意外に多いのが、元葬儀屋経営者だ。
本当だ。
10年ちょっとで、元葬儀屋経営者の老人アルバイターを4人見た。開店休業中が1人いた。
この5人の元葬儀屋たちは、一様にドンくさく、仕事のできないタイプの男ばかりだった。
だから、葬儀屋が問題ではく、こいつらは何の商売をしても失敗しただろう。
ただ、その中の一人の男とは、ウマが合ってよくしゃべったりした。
その男の名はナカタ(当時62歳)。小柄で神経質そうな男だった。
こいつは、ウソかホントかわからない話をいつもして、みんなを喜ばせていた。
ナカタの隣近所には80代のお婆さんが一人暮らししていたらしい。
「80代のお婆さんの家に回覧板をもっていったんです。でも、キンコン押してもでてこない。鍵が開いているんで、ドアを開けたらそのお婆さんのうめき声が聞こえたのね。病気か何かと思って、心配して部屋を見に行ったら、何とそのお婆さんオナニーしてたんですよ。ワッハッハ・・・。」
ナカタはこんな話ばかりしていた。
その2週間後くらいかな、ナカタは持病の発作で死んじゃった。
アイツの話をもっと聞きたかったのは、俺だけじゃないだろう。
※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。
コメント