団塊の世代・人生相談大会⑮「老齢年金減額、仕事やめたい」

人生相談

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家) 

  昭和24年1月2日生まれ。団塊の世代を代表し、「老人アルバイト伝説」を毎日発信。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「団塊の世代・人生相談大会⑮「老齢年金減額、仕事やめたい」」です。恒例の人生相談大会。吉田ゴンザブローがあなたのお悩み解決します。

 

年金が減額 仕事を辞めてバイトでもしたい

相談者:香坂彬(66歳・会社役員)

中小企業の役員をやっている66歳男性です。

会社を辞めようかと迷っています。

特に体がきついというわけでもないのですが、仕事への情熱を失い、とてもやる気がなく嫌気がさしています。

また、収入はそこそこあり、老齢年金がかなり減額されているというのも、辞めたい理由のひとつです。

退職後は、全国の道の駅めぐりをしたり、たまに簡単なバイトをしたり自由気ままに生きるのもいいかなと思います。

しかし、同年代の退職した友人の話では、けっこう暇でつらいとも聞いています。

吉田さん、よきアドバイスをお願いいたします。

 

吉田ゴンザブローの回答 「遊んでいられるのも才能である」

吉田ゴンザブローです。

66歳の会社役員さん。

仕事への情熱を失い、辞めたがっているんですね。

しかし、病気で体が動かないというわけではないなら、やはり会社に残るべきと考えます。

あなたは、会社を辞めたらどうなるか考えたことがありますか?

会社の役員だから、それなりにみなさん相手にしてくれているでしょうが、会社を辞めたとたん、たぶん誰もかまってくれなくなるでしょう。

それどころか、挨拶すらしてもらえないことも考えられます。

簡単なバイトをする?

このブログでも何度か触れていますが、老人アルバイターへの世間のぞんざいな態度は想像を絶っするものがあります。

やりたいことが、「全国の道の駅めぐり」とは、しょぼすぎて話になりません。

たしかに、在職老齢年金を減額されるのは面白くないのはわかります。

しかし、仕事は何もカネだけの問題ではなく、尊厳の問題でもあるのです。

この国では、仕事もせずプラプラ遊んでいる者は軽蔑されがちですが、そうできるのは、それなりにプラプラする「才能」があるからで、中々それを楽しめる人は少ないのも事実です。

残念ながら、会社役員で66歳まで勤めているあなたには、その「才能」はないものと思われます。

会社から「もう辞めてください」と三行半をつきつけられるまで、仕事を続けてみてはいかがでしょう。

辞めても何も楽しいことがないのは、火を見るよりも明らかですよ。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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