吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「成人式って何なんだ 参加する若者意味わからん」です。
この時代に成人式やる意味あるのか
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
もうだいぶん経ったけど、成人式が終わったね。
毎年なんとなく流される、マニュアル通りの報道には辟易するが、あれに嬉々として参加している若者を見るたび、「ばーか」と思ってしまうのは俺だけだろうか。
「自分の意見をしっかり言えるような大人になりたい」とかバカ面こいてインタビューに答えている新成人を見ていて、イラっとくるぜ。
誰も、お前の意見なんか期待してないんだよ。
昨年は、コロナで開催できなかったらしいが、今年は対面式で行う自治体も多いとかで、「よかったね」だとかやっていたが、いまさら成人式をやる意味がホントわからない。
やっぱりこの国は、みんなやることはやらないと気が済まない人種なだろう。
個性だなんだといって、けっきょくは前例を踏襲するのが一番楽なんだね。
そもそも、成人式って、はじまったのは1946年頃でしょ。
埼玉県のどっかの自治体で始まったのを皮切りに、いろんなところでやるようになった。
昭和40年代くらいまでなら、まだわかる。
あの当時は、みんな貧乏で、楽しみもなかったから、せめて成人式くらい、酒飲んでわーっとやりましょうってのは理解できる。
まあ、俺は参加しなかったけど、同級生はけっこう出席していた。
しかし、現在において、あれをやる意味がわからない。
へたすりゃ、小学生のころからスマホなんかを与えられ、エロ動画は見放題。
酒やたばこ、コーマンなんかも中坊の頃からさんざんやりまくって、20歳になって何が成人だってーの。
全く意味がわからんよ。
あの振袖も何だろうね。虫唾が走る。
あれは、着物屋と美容室のためにやっているとしか思えない。
そういえば、これから18歳から成人なんだってね。
逆だろー。
幼児化が進んでいる現在では、成人は30歳くらいがちょうどいい。
これ以上、バカな大人を増やさないでほしいよ。
ていうか、これからの世の中は暗いことばかり。
まあ、せいぜい、自分の意見をしっかり言いながら、すばらしい社会人として生きてほしいよ。
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