吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「アルバイトに上下関係はあるのか?」です。
バイトにも上下関係はある しかしチョロいもんだよ
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
今日は珍しく、仕事に関する話をしよう。
今日のテーマは「アルバイトに上下関係はあるのか?」だ。
永遠のテーマである。
長期的にサラリーマンの経験のある方なら、「バイトに上下関係なんてないだろ!」と言うだろう。
しょせん、バイトはバイト。
社会のヒエラルキーでいえば、最下位なのだから、そう考えるのは当たり前だ。
しかし、老人アルバイターになって初めてわかったのだが、バイトにはバイトなりの世界観があるというわけだ。
もちろん、正社員から見たら、バイトは最下層である。
しかし、アルバイト界隈でも、小さいながらマウント合戦は繰り広げられている。
俺が老人アルバイターになってから10年以上の月日を数えるが、最初びっくりした。
俺とたいして歳の変わらん初老のジジイやババア達が、まあ、エラソーに見下すのである。
「早く、仕事に慣れろ!」
「労力は惜しむな!」
などなど、上から目線でものを言ってくる。
つまり、バイトにはしっかりと上下関係はあるのである。
バイト界隈でも、ヒエラルキーの上に行くは、仕事をしっかり覚えて、先輩たちを超えるしかないのだ。
とはいえ、たかだかバイトの世界。
サラリーマンの世界に比べたら、仕事の強度は低い。
つまり、先輩っていったって、ちょろいもんなんですよ。
まあ、半年ほどいっしょうけん命頑張れば、すぐ抜ける。
「もう、あんた達の世話にはなる必要ありませんよー」ってな位置に行ければ、もうこっちのものだ。
俺は、そこで、今までいばっている「先輩」達にあえて喧嘩をしかけ、辞めさすことにした。
今まで、おとなしくしていた「後輩」が、いきなりタメ口をきき、「あー?、やかましいんだよ」なんて言ってこられれば、めちゃめちゃびびるんだ。
そう、アルバイトに上下関係はあるにはあるが、逆転するのはいとも簡単にできる。
だから、みんな負けずにがんばれ!
バカは殴らなきゃわかんないんだよ。
特にジジイはね。
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