吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「エスパー伊藤が認知症 老人アルバイターも他人事じゃない」です。
1960年生まれのエスパー伊藤が認知症 他人事じゃないぜ
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
お笑い芸人のエスパー伊藤が認知症を患い、老人ホームに入居してるんだってね。
え?
エスパー伊藤知らないって?
なんだか、カバンの中に体ごと入るってくだらねェ芸をする売れないタレントだよ。
エスパーは1960年生まれ。
1949年生まれの俺からしたらじゅうぶん若者世代に見えるが、ヤツも60歳過ぎた老人アルバイター世代。
認知症になったって不思議じゃないんだよ。
元NHKの草野仁さんが、何かの保険のCMで、「2025年には、65歳以上の5人に一人が認知症になると言われています」って言ってたもんな。
そこいらのジジババが、ボケて徘徊するのが日常茶飯事となるこの国。
衰退はとどまることを知らないよね。
俺の身内にも認知症になった者がいるが、あれは身近にかかった者がいなけりゃ、事の重大さがわからない。
ただ大人しく呆けているぶんには問題ないんだが、暴れたり、徘徊したり、糞尿をたれ流したりと、介助する側は気の休まることがないのが認知症なんだよ。
これほど怖い病気もないね。
エスパーには気の毒だが、認知症ってやつは不可逆的な病って言われていて、よくなることはない。
あとは、進行を遅らせることくらいしかできないが、なかなかそれも思うようにいかないのが現実だ。
61歳のエスパーがボケたんだから、73歳の俺がいつそうなるかもわからない。
だから、老人アルバイターのみなさんよ、悔いのない人生を送ろうぜ!
コロナで不自由な時代だけど、風俗くらい行っちゃってもいいんじゃねー。
せめて年金支給月くらいわね。
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