吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年生まれの団塊の世代。シニア世代を代表し、老人アルバイターの特徴を分析。某私立大学経済学部卒。中小食品メーカーに入社。部長職に上り詰めたが、定年退職手前で会社が事実上倒産。現在はとある事情から、スポーツクラブの会員専用駐車場と大手コンビニ弁当工場のダブルワーカー。
こんにちは。老人アルバイター評論家の吉田ゴンザブローです。
死ぬのは嫌、生きているのはもっと嫌。
そんな人生を送っている、老人アルバイターです。
さて、今日は、老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローの「回顧録」でもやらせていただくかな。
結論からいえば、不倫はやめたほうがいい。
年とってからがつらいからさ。
不倫相手の子供だとか、健康問題がついてまわるんだよ。
会社員時代の20年くらい前、俺の少し上の先輩で、山川善吉さん(当時58歳)って人がいた。当時、同じ会社の別の部署で、仲良くさせていただいた。
ある日、とある月末、山川さんは10万円貸してほしいと頼みに来た。
「毎月、月末に10万円貸してほしい。翌月の10日に利子を1万円つけて返すから」と哀願してきた。
「かあちゃんに言えない金なんだ・・・。」
そんなことが約2年ほど続いた。
どうも、山川さんは20年来の愛人がいて、その息子に仕送りをしてたんだね。
「最初は遊びのつもりだったんだけど、ずるずる20年も続いちまった。名器でね。やみつきになったというのがホントのところかな」
山川さんの愛人は、若いのに総入れ歯にしてテクを磨くほどの元高給ソープ嬢。顔は女優の真行寺君枝に似ていた。
酔った勢いでヤってしまった・・・
「ただより高いものはない」ってホントだな。山川さんはつぶやいた。
俺はその後転勤し、山川さんへの「金貸し」は終わった。
山川さんはその2年後、定年退職した直後、脳梗塞で死んでしまった。
老人アルバイター諸君。くれぐれも不倫には注意せよ!
下手すると高くつくからね。
「ただより高いものはない」かー。
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