スーパーのリストラ クセが強い

社会問題を語る

吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)

昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「スーパーのリストラ クセが強い」です。

 

50歳を超えたうだつの上がらない社員をいじめる総合スーパーの実体

老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。

10年以上前、総合スーパー(GMS)の食品売り場で品出しのバイトをやっていたことがある。

そこのスーパーの社員は社長以下野蛮な人間が多く、店長はマネージャーをいじめ、マネージャーは主任をいじめ、主任は若手をいじめ、若手はバイトをいじめる構図になっていた。

バックヤードでは、いつも誰かの怒鳴り声が聞こえ、什器と呼ばれる、店で使う器具で人を殴るなんてことは茶飯事だった。

そこで、見た汚いものの中での一番は、会社の「リストラ」である。

正確にはリストラとは少し意味合いが違うので、あえてかぎかっこで表現したが、上から嫌われた社員は、今まで経験したことのない部門に飛ばされ、そこで、一番下っぱの社員としてこき使われる。

例えば、衣料品の社員で50歳くらいになって、うだつの上がらない社員がいたら、鮮魚部門や青果部門に飛ばされる。

そこで、20代のイキった社員のテコにつけられ、ガンガンこき使われるんだ。

最初の3日くらいは、常識の範囲で教える。怒鳴りも殴りもしない。

「魚ってこうやって下すんですよ」みたいにね。

それが4日目からは、できなければ怒鳴り付け、蹴りを入れる。

そんなことを3カ月もすれば、だいたい50歳超えた社員は泣きながら辞めていく。

これは、ひどすぎるよ。

こんなことするくらいなら、正面からクビを言い渡したほうが、その社員の将来を考えれば全然いいと思うよ。

これは10年以上前の話なので、さすがにそんないじめはやっていないと思う。

だけど、あの会社はひどすぎた。

会社名は言わないが、誰もが知っているスーパーだよ。

みなさん、どこか考えてみてください。

 

※当サイトはある人物の依頼により立ち上げました。当サイトに登場する人物や職場などはすべて架空のものですが、実在する人物に取材をし、その方の話をモデルにし、本人と特定できないように大幅に修正しております。

吉田ゴンザブローについて
老人アルバイター

昭和24年生まれ・団塊の世代、吉田ゴンザブローは今日も生きる、生き続ける。「老害」「死んでほしい」と言われようが絶対に引くことはない。『老人アルバイターは、夢はないが、ささやかな幸せがある!』この言葉を信じて、2つのアルバイトを掛けもちする。スーパー老人アルバイター(評論家)・吉田ゴンザブローはブログで生き様を発信し続けます!

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