吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。73歳老人。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代は経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは、「ポットン簡易トイレで毎日大便する女性警備員」です。
警備員の仕事は過酷 その中でもトイレ環境は最悪だ
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
俺は10年くらい前に警備員をやっていた。
警備員の仕事をよりハードに仕向けている原因として、劣悪なトイレ環境があげられる。
交通誘導なら、きまったトイレがないし、また、社会通念上立ションが出来なくて、歩いて10分以上離れたコンビニに行かなきゃならない時もある。
あと、けっこうつらいのが、簡易便所だ。固定の土木現場にありがちなあれである。
レンタルで工期いっぱい借りているんだろうけど、簡易水洗機能があるものは少なく、ほとんどが、ポットン式だ。
あれは、臭いし、不潔だ。汲み取りが遅れると大便が盛り上がってくる。
屈強のオヤジ達が、次から次に排出するその便の破壊力たるものすさまじい。
ポットン式簡易便所で毎日うんこをしていた女性警備員がいた。
とある工事現場に固定で3カ月仕事が入っていたことがある。
その現場に、毎日いっしょに通勤していた女性隊員がいた。
那須明美(当時35歳)。
那須と俺は家が近所で、俺の車で小一時間くらい毎日相乗りした。
那須は兼業主婦。ショートカットで色黒の顔、もちろんスッピン。小太りで150センチメートルくらいの小柄な女性。土木現場で日雇いで働く一回り上の旦那がいた。
那須の口癖は「うんこ」したいだった。
毎朝俺のクルマでそう言っていた。
旦那が毎日家でトイレを占領し排便していたため、ゆっくりうんこができないとこぼしていた。
うんこしたい、うんこしたい・・・
俺は、どこかのコンビニに寄るからそこで排便するよう促したが、コンビニに行けば何か買わなければならないから、現場のトイレで排便すると頑固にはねのけた。
現場のトイレとは、まさにポットン便所。
那須とは、その現場に74日同乗したが、そのうち70日、現場でうんこをしていたと思う。
汲み取り式の便器かからうんこが湧き出るようなトイレで70回もうんこをした女性。
今度結婚するなら、こんな大らかな女性としたい。
気が付けば、俺は那須のことを好きになっていた。
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