吉田ゴンザブロー(老人アルバイター評論家)
昭和24年1月2日生まれ。シニア・団塊の世代を代表し「老人アルバイト列伝」を毎日発信している。サラリーマン時代はは経理部長を務めていたが、現在はアルバイトを2つかけもつ下流老人。今日のテーマは「朝ドラ・カムカムエヴリバディ いやらしい場面に遭遇」です。
戦死した兄の奥さんと結婚した男の悲劇
老人アルバイター評論家・吉田ゴンザブローです。
NHKの朝ドラ、「カムカムエヴリバディ」に注目だ。
上白石萌音扮するヒロイン安子が、戦争で夫(松村北斗扮する稔)を失い、小さい子供を連れて苦労するのだが、その松村北斗の実弟(村上虹郎扮する勇)にプロポーズされたところで、今週の放送は終わる。
みなさんはあんまり知らないかもしれないが、戦争で夫を失った未亡人が、夫の実の弟と再婚するなんざー、よくあることだったのだ。弟の未亡人が兄と再婚するという逆パターンもしかり。
なんてことない話だと思うだろうが、これはちょっとややこしい。
よーく考えてほしい。
亡き夫の実弟と結婚するということは、兄弟そろって性交するってこと、つまり「兄弟どんぶり」するってことですよ。
となると、色々と不具合が出てくる。
兄はちんちんがでかかったが、弟のは小さいとか。またその逆もある。
早いとかへただとか・・・。
そういった、人には言えない「悩み」がいろいろ出てくるってけっこうつらいものだ。
また、実際、夜の相性はいいものの、こんないいことを兄は自分よりもずっと前、つまりは、カミさんが処女の頃からやりまくっていたなんて悔しいなんて、余計な妄想を掻き立てて、煩悶することだってあるだ。
この問題の闇は深い!
俺の子供の頃、うちの近所に高山さんという高校で校長先生をやっていた紳士がいた。
あとでわかったんだが、高山さんの奥さんは、もともとは高山さんの実の兄の奥さんだった。
戦死した兄の「おさがり」をもらったということだが、その紳士・高山さんは、家では暴君と化しDVを働いていたことはあまりに有名な話だった。
俺の親たちは、高山さんは、結婚した時、奥さんが処女じゃなかったことが気に入らなかったんではないかと噂していた。
処女じゃないとダメなんて、今じゃありえないことだが、昭和20年、30年代はそれが当たり前だった。
高山校長は、職場を退職し半年もせず、脳梗塞で死んだ。
彼は幸せだったのだろうか。
よけいなお世話だが・・・。
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